<< 正月と大晦日と運動会 | main | 隣の芝生は青い、ほか >>
東京新聞 <東京セレクト>吉祥寺らしさ胸躍る JR中央線TシャツP&M
東京新聞 2016.5.22

<東京セレクト>吉祥寺らしさ胸躍る JR中央線TシャツP&M

 少し前まで、JR中央線の車両はオレンジ一色に塗装されていた。夕日を染めたような鮮やかな色合いの車両を、懐かしく思い出す人も多いだろう。オリジナルTシャツ専門店、P&M(武蔵野市)の「JR中央線Tシャツ」は、そんな旧車両をあしらった人気商品だ。

 代表の菊竹進さん(44)が、JR中央線Tシャツを製作し始めたのは今から約六年前のこと。九州から上京、念願かなってオリジナルTシャツの製造販売を生業にし、拠点を吉祥寺に構えた。社会への風刺を込めたデザインを得意としていたが「より多くの人に親しんでもらえるアイテムを」と考えた。吉祥寺をテーマにアイデアを出す中で「色が印象的だった」と、オレンジ色の車両をモチーフにするイメージが浮かんだ。

 早速デザインを考案、製作し、吉祥寺駅前の路上で展示販売すると老若男女問わず人気を呼んだ。「らしさを出して、吉祥寺の新たな『お土産』になれば」と、京王井の頭線の旧型車両や、井の頭公園のスワンボートなど、吉祥寺をモチーフにした「スーベニア吉祥寺」シリーズを展開、パーカやトートバッグといったアイテムも増やしていった。

 発売と前後して中央線の車両は現在のステンレス車両に切り替わったが、現在に至るまで、JR中央線Tシャツの人気は衰えを知らない。好評に支えられ、時事問題を盛り込んだりした新商品の製作にも余念がない菊竹さん。収益金を熊本県に寄付する「熊本地震チャリティ」Tシャツも手がける。「さまざまな思いや表現を身にまとってもらえたら」と、一枚ずつシルクスクリーンを使って製作を続ける。 (服部夏生)

<めも> JR中央線Tシャツは1点3672円。白地とグレー地の2種類で、子供用サイズもある。アトリエ兼店舗は、吉祥寺駅南口降りてすぐ。武蔵野市吉祥寺南町1の1の2、アンドウビル4階、P&M=電0422(24)9017

| テレビ出演・新聞掲載 | 23:42 | comments(0) | - |
コメント
コメントする