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「持たない幸福論/pha」★★★★★ もっと自由に生きていい!

 

数年前に知ったpha(ファ)という人物。

 

その時得たphaさんのざっくりとしたプロフィールは、

僕より6歳若い。京大出のニート。シェアハウスやりながら、人にモノやお金をもらったりして生きてる人。へー。

 

で、その時は特に興味を持たなかったんだけど、先日ふと書店で手にとった「しないことリスト/pha」(2015/12)がすごくよくて。

そこから遡ってこの本「持たない幸福論/pha」(2015/5)を読んでみることに。

結果はすごくよかったです。

 

なんだろう。すごくラクになれた。

もっとラクに生きていいんだ、と思えるようになった。

 

 

持たない幸福論

 働きたくない、

 家族を作らない、

 お金に縛れない

 

 

■目次

1.働きたくない

2.家族を作らない

3.お金に縛られない

4.居場所の作り方

まとめ

あとがき

 

■著者について

1978年生まれ。大阪府大阪市出身。現在東京都内に在住。京都大学を24歳で卒業し、25歳で就職。できるだけ働きたくなくて社内ニートになるものの、28歳のときにインターネットとプログラミングに出会った衝撃で会社を辞める。以来毎日ふらふらしながら暮らす。シェアハウス「ギークハウスプロジェクト」発起人。著書に『ニートの歩き方 ――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法』(技術評論社)、『フルサトをつくるーー帰れば食うに困らない場所を持つ暮らし方』(共著、東京書籍)がある。

 

■気になった箇所と感想

p

12 昔から学校が苦手だった。略。朝も弱くて起きられないし、集団行動も苦手だし、学校とか会社とか行くのだるいなー、毎日家でぼんやり本でも読んで過ごしてたいなー、とずっと思っていた。

 

 → 共感すると同時に、そんなこと本で書いていいんだ!だるいとか言っちゃっていいんだ!という驚き。これでただのニートだったらクズ!の一言で終わりだけど、なんせ京大だから一定の説得力がある。何だこの人は?

 

12 我慢しながら会社員として働いていたけど仕事をやる気はなくて、浮いてて、あまり居心地は良くなかった。そんなときにハマったのがインターネットだった。

 

 → 共感!僕の山口時代と一緒。中古ベンツ屋でイヤイヤ働きながら、朝も起きられなくて、そしてネットにハマっていった。

 

14 東京へと上京した。ネットの知り合いや面白そうなイベントは大体全部東京に集まっていたからだ。

 

 → 一緒!その後僕も上京した。ネットやってても流れてる情報、特にイベント、は東京ばっかりで、東京以外に住んでるということは日本に住んでないのと一緒だな、島流しの刑と同じだな、と思ってしまったから…。アートもそう、Tシャツもそう。

 

14 もともと僕は学生の頃に寮に住んでいて共同生活が好きだったので、

 

 → わかる。僕も学生の頃、美術部の仲間とずーっと一緒にいた。セミ共同生活みたいなもんだった。あの頃が一番楽しかった。

 

15 コンテンツなら今はネットや図書館や古本屋でいくらでも安価に入るし、略(チャット、オフ会、シェアハウスで宴会、山奥の古民家月五千円で借りるとか)お金がなくても楽しめることはいくらでもあると思っている。

 

 → そうだよなー。図書館とガラポン(全録)があればお金なくてもずーっと楽しめる。あと息子のサッカーに付き合うようになって気づいたけどボールと靴さえ買ってしまえば、あとはずーっと0円なんだよね。コスパすごいなと驚いたのを覚えてる。

 

16 あんまりお金がなくても、毎日好きなだけ眠ってのんびりと目を覚まして、天気のいい昼間に外をぶらぶら散歩したりしていれば十分幸せな気がする。

 

 → ほんとそう。

 

ここまでで「まえがき」。すっかりphaワールドにハマってしまった。

 

第一章 働きたくない

24 何もせずにゴロゴロ寝てるのって気持ちいいし、お金もかからない。眠りたいときに十分に眠れない生活は、なんか生き物としてちょっと間違ってる気がする。

 

 → 共感。そしてゴロゴロ。こんなこと言っていいんだ!と。うれしくなって思わずゴロゴロTシャツをデザイン。

 

32 何もしたくないときはひたすら何もしないのがいい。略。ゆっくり休めば半分くらい解決する。

 

 → この言葉でラクになれた。

 

33 「だるい」という感覚を重視していて、

 

 → 僕は自分の中の「だるい」という感情をなんとかねじ伏せようとか追いだそうと無駄にがんばっていたのかもしれない。「だるい」の肯定、いやむしろ重視。これはすごい。パラダイムシフト!

 

36 物はできるだけ持たないようにしている。略。持ち物が少ないほうが引っ越しもしやすいし。

 

 → その通り。どんどん捨てたい。

 

41 内田百間は、毎日昼食は同じ店の蕎麦を取って食べるということを一年中毎日続けていて飽きることがなかったらしい。

 

 → 毎朝着る服を考えなくて済むように毎日同じ服を着る、ということを僕はしてるけど、それの「食」版。これもいい考え。僕も毎日同じモノでも割りと平気な方だし。「判断する」とか「考える」とかのためのパワーはデザインのためにとっときたいんだよね。あ、そうだ、作家の羽田圭介も毎日同じものを食べてる。「鶏ハムサラダ、納豆、味噌汁、ご飯」のセット。しかも3食!僕もそれでいいなぁ。

 

49 カズオ・イシグロの「わたしを離さないで」、略、「(若いうちに死ぬことが決められているクローン人間の少年少女たちは)どうせすぐ死んでしまうのにそんなこと(バザーでちょっとした小物を買ったり、恋愛をしたり、旅行したり、将来に夢を持ったり)をしても仕方ない…」と思ったりもするけれど、よく考えてみるとどうせ死んでしまうのは僕たちもみな同じだ。ただそれがちょっと長いかちょっと短いかだけに過ぎない。

 

 → カズオ・イシグロの「わたしを離さないで」は、たまたま今年、2016年1-3月期にドラマになっているのを見た。

すごく重くて、悲しい、人生とか命について考えさせられる物語だった。

その物語の読み方として、長いか短いかの差がちょっとあるだけで僕たちも同じじゃん、というのに衝撃を受けた。

あ、そっか!と。

あと、今読んでる大往生で永六輔もこう言っている。「人間全員死亡率100%」。

そうなんだよなぁ。毎日、みんな、そのことを誤魔化したり、忘れたフリして生きてるけどさ。

 

54 

 

56

 1.仕事も自分もいい感じ

 2.やらなきゃいけない仕事はあるけど、つらい

 3.自分はもうだめだ、仕事も何もかもどうでもいい

 4.ひたすら自分の好きなことをしてるだけで楽しい

 →そしてまた1に戻る

 

57 2から1に強引に戻ろうとしない。略。3を一瞬で終わらせて、できるだけ早く4に行くのがコツ。こまめにガス抜きする。旅や温泉が良い。

 

 → なるほどなー。次うつになったらこのサイクルを意識してみよう。

 

第ニ章 家族を作らない

 

 → すでに家族いるけどね。

 

65 遺伝子から見れば、生物というのは遺伝子をコピーして増やすための乗り物に過ぎない。

 

 → はー、たしかにね。そう考えると自分の子どもを残すの残さないの、なんてちっぽけでどうでもよくなるね。どんな悩みも宇宙から俯瞰したらどうでもよくなるのと似てる。

 

68 生きてるうちに成し遂げた仕事も百年経てばほとんどのものがなくなっている。百年どころか五十年でもかなり怪しいものだし、千年も経てば全て平等に何も残っていない。

 

 → 僕のおじさんは菊竹清訓(きよのり)という割と有名な建築家で、たとえば東京で現存してて一般人にも身近なものだと東京江戸博物館なんかを設計した人なんだけど、ドカーンとデカい建物を建てまくっててちょっと前まではすごいなー!この人には勝てないなーと思ってたんだけど、そこはコンクリート。100年持たない。どれもこれも完成から50年を過ぎ老朽化が進み、取り壊しがどんどん進んでいるんですよ。たとえばホテル・ソフィテル東京とか出雲大社庁の舎とか久留米市民会館とかエキスポタワーとか。僕が死ぬ頃にはほとんど残ってないんじゃないかな、と思えるほど次から次へと解体されていってる。

なのでこの言葉、実感します。

 

76 そもそも昔から、お金をたくさん持ってる人はそんなに一つの家族にこだわることなく結婚と離婚を繰り返したりとか、家族の外に愛人を作ったりとかしていたものだ。そういう余裕がない人間は家族が幸せじゃなくても一つの家族の中でやりくりしていくしかなかったというだけだ。

 

 → そうそう。だから少子化対策も子どもを増やすより家庭を増やしたほうが早いと思う。金持ちの男が2つ3つと家庭を持てばいいと思う。

 

第三章 お金に縛られない

108 家賃月二万五千円、光熱費や通信費が月一万五千円、あとは月四〜五万円くらいを食費や娯楽費に使って生活している。

 

 → 月に八万五千円。年で百万か。子どもが手を離れたら僕もそれくらいのお金をかけない生活にしたい。

 

109 多分僕がお金がなくてもそんなに不満がないのは自分が一番やりたいことは実現できているからだと思う。それは「自分のペースで生活に実感を持ちながらゆっくりと暮らす」ということだ。

 

 → 共感。

 

109 具体的に言うと、毎日好きな時間に起きたり、その日の気分次第で一日の予定を決めて、散歩をしたり本を読んだり猫と遊んだり料理を作って食べたり、眠たくなるまで夜ふかしをして好きな時間に眠ったり、という感じのことだ。

 

 → それがやりたい!

 

109 会社に勤めているときはそれが全くできなかった。毎日決まった時間に起きなきゃいけないというだけでかなりつらかったし、満員電車に乗って通勤して、職場で気が合うわけでもない人たちとずっと顔を合わせていると、それだけで生きるエネルギーをすっかり消耗してしまっていた。

 

 → すごく分かる。そして休みの日に何かをする、たとえばTシャツをデザインするとか、ができないのだ。平日に消耗しすぎてて。

 

111 去年からパンを焼くようになった、略、うどんを打ったりとか、

 

 → やりたい。お金をかけずにおいしいものが作れる。時間があれば。

 

112 今年になってから庭で植物を育て始めたんだけど、これもすごく面白い。略。キュウリ、シソ、ゴーヤ、ミョウガ、パクチーなどの、わりと育てるのが簡単なものばかりだけど。

 

 → ぜひマネしたい。ゴーヤとかいいじゃんね。ゴーヤチャンプルー作れる。種をまくのは3月〜4月らしいので。来年ぜひやりたい。自給自足の第一歩。

 

114 隠居生活のすすめ

 

 → 響きがいい。

   先日亡くなった巨泉は「セミリタイア宣言」でこう言っている。

   「働くこともいいことなんだけど、働くことだけがいいことじゃないし、遊ぶこともいいことなんだと思う」と。

   その後彼は、春秋を日本、夏カナダ、冬オーストラリア・NZの他拠点生活を実践。

   夏は涼しいところ、冬は暖かいところへ、僕は昔からずっとそれをやりたいと思っている。

   巨泉のはそれの世界版。

 

114 本はすごくコストパフォーマンスが高い。略。活字の本を読む習慣を身に付けることを勧めたい。略。図書館や古本屋に行けばお金をかけずに面白い本をいくらでも読むことができる。

 

 → そのとおりだ。ずっと図書館で本を読んでいたい。0円!

 

117 集まるときもあんまりお金はかからない感じで、略、公園でブルーシートを敷いて宴会をしたりとかしている。

 

 → 季節がいい時期なら公園もありだ。花見以外の日も公園で宴会すればいい。安い。

 

119 お金をかけずに生活を楽しむコツを人生のうちで早めに身に付けておくことを勧めたい。読書と料理がお勧めです。

 

 → 読書はいいとして、料理。たしかに料理はよさそう。お金の節約にもなるし、時間もいい感じに使えて、なおかつおいしいものが食べれて、満足感高そう。いざという時の転職就職(はたまた居候)にも役立つだろうし。

 

122 「お金よりものんびりできる時間のほうが大事だな」

 

 → 賛成。

 

124 自分が幸せを感じられるのは何かというのをしっかりと知ることが大事。

 

 → 賛成。

 

132 お金をかけなければお金に追われない。例えば、家は使われていない空き家を月に一万とか二万くらいの家賃で借りるか、

 

 → 家問題。家賃問題。悩ましい。家と家賃の問題さえクリアできれば僕の人生は完璧になるんだけどな…。難しい。

 

136 都会と田舎のいいとこどりをしよう

 

 → 東京と福岡(実家)の二拠点生活…。ちょっと遠いよなぁ…。

 

139 養老孟司「都会だけで暮らしていると生活が歪むので、一年に何ヶ月かは田舎で暮らすという参勤交代制度を義務化するべきだ」

 

 → 養老さんは苦手。参勤交代義務化のアイデアはおもしろいし一理あるけど、言ってること無茶苦茶だなぁと。

 

第四章 居場所の作り方

167 「ブルーシートオフ」というのをときどきやっていた。略。天気のいい日なら野外は気持ちいいし、花見でしか行かないのはもったいない。

 

 → ブルーシートオフ会、やりたい。ぼんやりそれっぽいことを考えていたんだけど、これはいい。井の頭公園でやりたい。

 

168 「もくもく会」という集まりをよく喫茶店で開いていた。

 

 → これっぽいこと、昔僕もやってたなぁ。「もくもく会」。これもやりたい。サイゼリヤかコミセンかいつもの飲み屋さんで。

 

170 人の悪口はほどほどにする。略。昔から「人を呪わば穴二つ」と言う。

 

 → 「人を呪わば穴二つ」!なんかグッとくる。これでまたTシャツをデザインしたい…。

 

まとめ

175 心配なのは死ぬときにサックリ死ねるかどうか。略。あんまり年をとりすぎないうちにサクッと死んでおくのがいいかもしれない。六十代前半くらいで。

 

 → ここでまた巨泉のエピソードを紹介。

   大好きなゴルフも、ワインも飲めず、原稿も書けなくなった巨泉さんは「生きててもしょうがないなぁ」と気弱になったという。弟が「日本には安楽死ってのはないんだよ」と声をかけると、「そうか」と寂しそうに返したという。

   いつでも死にたくなったら死ねる権利というのかな、安楽死、ベルギーでは合法らしい。日本でも認められるといいけどな。認められないから結局高齢者の自殺が多いんだよな。ピンコロリ(ピンピン生きてコロっと亡くなる)が理想だけどね。現実はそうじゃない人が多いわけでそういう人がコロっと死ねるようにすることは大切だと思うけどなぁ。生きる権利があるように死ぬ権利も認めて欲しい。

 

あとがき

183 今日もまたサイゼリヤに来てしまった。略。ランチが六百十円。午後二時に昼ごはんを食べてから夕方過ぎまでドリンクバーをお代わりしつつ本を読んだり本やブログに載せる文章を書いたりするというのが最近のよくある行動パターンになっている。

 

 → 僕も大好きサイゼリヤ!もっともっと使っていいんだな。図書館、サイゼリヤ、コミセン(公民館)、安い飲み屋、公園、この5つがあれば生きていけそう。

 

183 新しいノートパソコンを買った。Chrome OSで、値段は新品で二万八千円。

 

 → 僕はパソコンで絵を描くのでChrome OSではダメだけど、それでも最近はノートパソコンが安くて、3万以下で買えるので助かる。次はMacBookにしようかなとも思ってたけどやっぱり安いWindows10とCS2の組み合わせでいいかな…。

 

「気になった箇所と感想」は以上。

 

■感想

0円(図書館、散歩、サッカー、テレビ、絵を描く、ブログ書く)と少しのお金(サイゼリヤ、安酒代、園芸)でいろいろ楽しくやれそう。

 

■やりたいこと

吉祥寺でオフ会

 ・朝生を朝まで見る会

 ・開票特番を見る会

 ・もくもく会 など

 

さっそく7/31に都知事選の開票特番があるみたいなので、その日に「開票特番を見る会」をやります。

誰も集まらなかったら僕1人で。

日時は決まり次第 twitter で呼びかけます。

気になる人はメールください。ssmkktk@gmail.com

では。

 

 

 

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